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パリのうふふ・・・を操さんに vol.5 ワイン瓶の回収ボックス

パリ在住の白井の友人ひろみさんから届くメールをご紹介しています。素直な言葉に紡がれるお便りから、フランスの日常をのぞいてみませんか?

●操からひろみちゃんへ
「30年くらい前かな。パリを訪れた時、街で不思議なものを発見しました。よく見るとワインの空瓶専用の回収BOXみたいで、へぇ〜お国柄だなって感心したのを思い出しました。最近ゴミの分別が細かくなった日本ですが、そちらはどうなの?」

●ひろみさんから操さんへ
みさをさ?ん、おはよう!
アパルトマンのゴミ出しはとても楽なシステムです。
3種類(普通ごみ、瓶、紙とプラとアルミ)のゴミ箱(パリ市指定)がアパルトマンの中庭にあって、住人はいつでもその中に入れておけばいいの。管理人さんが時間になると外に出してくれる。日本よりかなりユルユルだなぁ?。
それから、よく道路の脇の溝に水流して掃除もします。
フランス人、道によくタバコやいろんな物を捨てるから、道路はゴミだらけ。フォンテーヌ家、そういう人をみるとね、「マダムマダム、なにか落としましたよ」って言ってやるの、ぶふふっ。
操さんが見た、ワインのボトルを捨てるでっか〜いボックスの写真です。いくらなんでも30年前とは違うよね?緑色のは、古いタイプなんだね、すごく汚れて、草もボーボーだし。さっきのグレーのは、ちょっとかっこよくなったんじゃない?
これを回収するとき、すごい音がするんだよね。ガシャガシャガシャ〜〜〜ンって。たまにね、もう入りきらなくて周りにビンが100本くらい並んでるときがあるの。ストライキで回収に来ない時とか、パーティーがよくある時期(クリスマスや年末)とかね。
でも・・、アパルトマンにはビン専用のゴミ箱があるのに、誰が捨てに来るんだ???
ではまた。
ひろみより。

●ひろみ フォンテーヌ
1959年函館生まれ。文化服装学院卒業。東京にてモードの仕事をする。
1990年渡仏。パリ、ブリュッセル、ピサにて暮らす。
現在、フランス人の夫とパリ在住。旅行と料理が大好き。

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