パリのうふふ・・・を操さんに vol.１ オリーブの収穫

パリ在住の白井の友人ひろみさんから届くメールをご紹介しています。素直な言葉に紡がれるお便りから、フランスの日常をのぞいてみませんか？

2013年11月7日木曜日　ひろみさんから
「操さ〜ん。昨日の午後TGVでジルさんのお兄さんのところに到着。１週間オリーブ収穫のお手伝いです。搾りたての新オイルはグリーン。ちょっとピリッとしてフレッシュです。晩御飯にパンにたっぷりつけて赤ワインと。今だけのおいしさです。操さんに味見させてあげたいなぁ〜。もう少しあとになってオリーブの実が熟してくるでしょう。そうするとオイルもまろやか。ムーラン（オリーブを絞ってオリーブオイルにする所）では最初の頃のオリーブオイルと後のを混ぜて、均一にするそう。だから若いオイルは今だけなのよね。今夜は生ガキと、あ〜しあわせ。
この初々しいオリーブオイルが少し遅れて日本にも上陸しているはず。でも日本ってボージョレーヌーボーは騒ぎ立てるけど、新オイルの季節ですとは言わないなぁ〜。

●ひろみ　フォンテーヌ
１９５９年函館生まれ。文化服装学院卒業。東京にてモードの仕事をする。
１９９０年渡仏。パリ、ブリュッセル、ピサにて暮らす。
現在、フランス人の夫とパリ在住。旅行と料理が大好き。