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パリのうふふ・・・を操さんに vol.3 ワンプレートでおもてなし

パリ在住の白井の友人ひろみさんから届くメールをご紹介しています。素直な言葉に紡がれるお便りから、フランスの日常をのぞいてみませんか?

2014年1月30日 木曜日 ひろみさんから
みさをさ〜〜ん、またまたこんにちは。
先週ジルさんの昔の仕事仲間(ドイツ人女性、75歳くらい、南仏とブリュッセルに住んでいる)ガブリエルをお昼ご飯に招待しました。(私たちがブリュッセルに住んでいた頃何度か会った)
レストランに行って来るよ・・ってジルさんは言ってたんだけど、簡単な物でよければ作るから家によんであげたらって。ジルさんは家に人をよぶのが好きだから。前の日の夜突然決まったので、ほんとに簡単なものだよ。
前の日に煮込んであったミネストローネがあったのでそれをまず食べて(飲んで?)、これだけで充分よ〜と言われたけれど、まぁまぁそんなこと言わずに・・・と、その後は簡単和食のワンプレートです。時計回りに、玄米、ねぎの卵焼き、パネとにんじんのきんぴら、ブロッコリー+すりごま味噌マヨ、海老の天ぷら。
あら〜、手をつけるのがもったいないくらいきれいね〜〜・・・なんて言ってくれましたが、ほんとにこんなんですみませんね・・・・。でも、おいしいおいしいって全部食べてくれました。(ジルさんは足りなかったみたい)
デザートはおいしいパン屋さんのりんごのタルト。おばあちゃんが作りました・・・・みたいな素朴でおいしいタルトです。ビスケット風のタルト地に薄くカスタードクリームが塗ってあって薄切りのりんごがたっぷり。ダイエット中だから少しだけねってガブリエル。でもあんまりおいしかったのでおかわりしてました・・・あははっ。日本茶と一緒にいただきました。 ジルさんとガブリエルはいっぱいおしゃべりして楽しかったようです。めでたしめでたし・・・・。ではまた。
ひろみより。

  (操からひろみさんへ)
 へぇ〜楽しそうね。会話が聞こえてくるようです。ハハハ・・・聞こえてもフランス語じゃ、分からないかな、う〜む・・・。
 ご飯って不思議ね。食卓のおしゃべりまで伝わるんだから。このおいしそうなタルト。もう少し、もう少しと止まらない、みんなの顔が浮かびます。

●ひろみ フォンテーヌ
1959年函館生まれ。文化服装学院卒業。東京にてモードの仕事をする。
1990年渡仏。パリ、ブリュッセル、ピサにて暮らす。
現在、フランス人の夫とパリ在住。旅行と料理が大好き。

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